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からだの不思議
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数多い狼との共通点
犬種により若干の違いはありますが、犬はオオカミの骨の形や数、歯の形や数が全く同じです。そのほかにも足の指の作りや爪が出たままになっている点や、皮膚に汗腺を持たない点も犬とオオカミの共通点となっています。

コミュニケーション方法では、犬が吠える時の声や遠吠えが一般的ですが、他にもキャンという悲鳴、甘えたり寂しい時のクンクンという鼻にかけた声、敵対するものへの唸り声などがあり、これら全てがオオカミにも見られる共通点です。

そのほかには、フィラリアやジステンパーなどり患する病気、昼と夜では夜の方が活発であったり、狭い穴ぐらのようなところを好んだりするといった習性も共通しています。
からだのパーツで見る犬の不思議
優れた犬の視覚・臭覚・聴覚
犬の臭覚・聴覚には優れたものがあります、視覚は未発達と言われています。これは自然界において犬、またはその祖先が生き抜くために、どのような能力を必要としていたかということと大きな関わりがあります。

ハンターであった犬は見通しの利かない場所では視覚を発達させる必要は無く、相手の姿が見えなくても、存在や居場所を判断する手段としての臭覚や聴覚が役立ちます。これが、犬の臭覚・聴覚が発達した大きな理由だとされています。
人間の100万倍 犬の鼻
犬は多数の嗅覚細胞 が分布できるようになっています。人間の嗅覚細胞が500万個しか無いのに対し、犬は1~2億個もの嗅覚細胞があり、臭気に大して強い刺激を受けることが出来る仕組みになっています。

鼻の表面を覆う嗅粘膜の面積は人間の約4c㎡に対し、犬は150c㎡もあり人間が感じることができない僅かな臭いも感じ取ることができます。

肉の臭いなど、生きるために有用な臭いには人間の100万倍、危険な硫酸などの刺激臭に対しては、人間の1000万倍も敏感だとされています
見えない犬の目
犬の目は錐状体という色を感知する細胞が非常に少ないため、灰色や緑色がわかる程度の色盲だと言われています。

逆に、桿状体という光の明暗を感知する細胞は人間よりも多いため、光には敏感で人間よりもはっきりと物を見分けることができます。


フードがすぐ目の前にあるにも関わらず、気付かずに一生懸命匂いを嗅ぎながら探す姿をよく目にします。これは犬が近視なうえ、顔の正面20~30cm は死角になっているためです。
強じんな犬の歯
犬の歯は人間のように上下がぴたりと噛み合っているのではなく、ハサミのように微妙にずれて生えています。それぞれの形も上部が平らになっている人間の歯とは違い、どの歯もシャープさを残しています。

何かを「すり潰す」ことよりも、「噛み切る」ことに重点を置いた構造のためです。
色々な役割を果たす犬のしっぽ
犬のしっぽは先端まで骨が通りそのまま背骨につながっているため、付け根部分は非常に敏感になっています。しっぽを振るのは嬉しい時なのですが、この様な感情表現の他にも犬のしっぽは大切な役割を持っています。

走ったり、ジャンプしたり、泳いだりする時には舵の役割を果たします。走っている時に急ブレーキで止まる時は、しっぽを大きく回すように動かして体のバランスを取ります。

また、寒い時期には体を丸めてしっぽで鼻先を覆い、冷たい空気を吸い込まないようにして呼吸器を保護しています。
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